令和6年能登半島地震 - 臨済宗青年僧の会

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令和6年能登半島地震

令和6年 能登半島地震について

現地の様子
各位

この度、皆様ご承知の通り、令和六年能登半島地震で甚大な被害が明らかになって来ている状況です。
臨青として、または個人としてどのような支援が出来るか、各々思案されておられるかと存じます。

臨青から、どんなことが出来るか、皆様のご意見を伺いたいと思います。
どんな意見でも構いません、
状況が変わっていく中で、お互いに注視して、色んな意見を出し合えれば良いと思います。
どんな意見にせよ、それぞれの立ち位置からの意見として、お互いを尊重していきながら、一緒に考えて参りたいと思います。

先ずは必要のところに物資が届き、救命活動が出来るよう、支援金を送るというのはいかがでしょうか。




また個人で支援されたい方がおられれば、現地で活動した事務局員の情報を共有させて頂きます。

「1月4日午前10時に珠洲市を出立しました。
崖崩れ等で通れない道が多いですが、珠洲市の中心飯田という場所まで1時間弱、県道26から303号に入って大渋滞に見舞われ現在、穴水ICまで来ましたがここまで4時間以上掛かっています。
とは言え、夜間は道路の亀裂などが見えないので、パンクのリスクなどもあり、渋滞はありますが日中の移動をオススメされました。


以下。地域寺院御住職と私の相談内容をまとめさせて頂きます。

現在、インフラは電波障害も含めてガス、水道、電気、全て寸断されております。
倒壊こそないものの、伽藍全て酷い状況です。
特に、瓦が落ちているところに雨雪による雨漏りがあり、什物等に甚大な被害が出ております。

ご無理は言いませんが、可能であれば早急に人手とブルーシート、ナイロンロープ、固定用にC型のネジやドリルなどの工具が必要です。

他の不足品としては、ガソリン、電気(発電機、モバイルバッテリー、乾電池)、水、医薬品、ガスコンロ、簡易トイレ、掃除機、ドラム型コンセント、ACアダプター変換機、ウウェットティッシュ、、、etc
特にブルーシートは大量に必要です。

雪国なので、雪道の運転に不安がある方は決して運転されないようにとのことでした。

私も帰りの道中ですが崖崩れや道路の陥没・隆起・ヒビ割れ等もあります。
余震、或いはこれから更なる本震もあるかもしれないなか、とても安全とは言えない状況です。

誰も責任を取れないことですし無理は言いません。ですがそれでも、もしお越しくださるという方がおられるならばどうか救援にお越し願いますとのことでした。

当寺で、5名ほどなら寝泊まりするスペースもあります。
ご検討のほど宜しくお願い申し上げます。

以上。

※1/4現在の現地の様子
・ガソリンスタンド閉鎖、コンビニ復旧作業中、ドラッグストア一部開放
・電波が通じるところと圏外のところとあります。」

※注意事項
救援に行くにも、先ずは自衛隊等が道路を通れるようにしてからでないと、本当に必要なところに物資が届かなくなる可能性があります。
渋滞に加担しないよう現地に行くなら、乗り合わせで行くなど工夫が必要です。
また救援も、個人から個人に送ると物流の関係で到着が遅れるだけでなく、返礼等が大変になりますので、現段階では公的な募金等をお薦めします。


※石川県のホームページの情報も共有させていただきます。

臨済宗青年僧の会(臨青)は昭和55年1月に「青年僧よ立ち上がれ、歩め」をスローガンに掲げ発足した全国組織です。
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